もう7月とは。
本当に スピードがすごいですね。
現実の流れが 驚くほど早い。
うかうかしてられませんね。
体感的には まだ4月くらいでいーじゃん なのですけど。
ウィルスとか
大地震とか
リーマンショックとか
おそらく 今後の人生の中でも 何か
自分自身の努力では どーすることも出来ない事って
起こるのでしょうけど
こう 自分の力を超えたところの何かっちゅー時は
本当に 心の強さが 大事なのだろう と思えます。
その昔
私が 師匠の元へ弟子入りしたとき
師匠は 私に何か 雑用を言いつけたんですね。
おはようございます って 入ったら まず雑巾を濡らして
帰るとき 石鹸できれいに洗って干す とか
ステレオの棚を稽古前に拭いておく とか
必要だけど ちょっとだけ面倒で 別にそんなに毎日でなくても
いいような でも必要な・・・そんな言いつけが幾つかありまして
それを 順番を決めて 毎日必ずやりなさい 絶対にやりなさい って
そう言われたんですね。
そして 毎日やりました。
やりましたけど、毎日毎日 ちょっと「めんどくせーな・・」 という
気持ちを持ちつつ
それでも 毎日毎日 同じ流れの小さな作業をしたんですね。
それを1年続けたとき、師匠が褒めてくれたんです。
ちょっと面倒なことは 誰にだって面倒で、でもそれを
面倒だと思いながらでも 1年やり通せば 心が強くなる
よくやった
あと1年やりなさい
と まあ ズッコケる感じだったんですけど(笑)
でも
心が強くなる具体的な方法 というのを
初めて教わった ということで
妙に納得し、嬉しかったんですよね。
そしたら 同じことを繰り返す 次の1年は
むしろ 喜びをもって出来るんです。
まったく同じルーティンで 同じく面倒なことなのに
前の1年と 次の1年では 違うものなんですね。
自分はそれを今日も変わらずする という 自分で自分の約束を守ることを
繰り返してることによって
自分を完全に信頼していたからだと思います。
これが 自信がつく ということなのか と知りました。
心技体 という言葉を教わったのも その頃だったと思いますが
タンゴのテクニックを教わることはできるし
自分で練習をして努力をすることは可能です。
体力のつく食事を気をつけたり
トレーニングや筋トレで 体づくりをすることも可能です。
でも 心という目に見えないものの トレーニングは
難しいですよね。
それだけに 何か 具体的な行動を持って、
自分で 意図して
さあ、心を鍛えるぞ とか
さあ、心を癒すぞ とか
わりと そんなふうに明確に宣言しながら 心を強くしておけば
それこそ 自分の努力の粋を超えた災いが起きたときでも
自信を持ち続けていられるのかもしれないな、 なんて
今年もあと半年か・・・
さあ、何をしようか と考えつつ
師匠から教わった「心技体」を思い出しました・・・・・。
タンギズムとは 心技体の具体的な行動です。
今日も素敵な1日でありますように。。
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