2014年8月5日火曜日

日本アルゼンチンタンゴ連盟 〜その1〜

FJTA

フジタ と読まないでね (-。-;)



もうニュースでご覧になられたかと思います。

このFJTA 日本アルゼンチンタンゴ連盟
(フェデラシオン デ ハポン タンゴ アルヘンティーノ)
は、
晴れて このFJTAで資格を持つダンス講師を
国家公安委員会へ推薦して頂ける団体として警察庁より認可いただきました。






この風営法問題が世間で騒がれるようになり、
次々と六本木あたりのクラブやサルサバーが摘発されてゆくことは
やはり恐怖でした。

2年前ほどから みなさまにも署名を頂いたり、
何かとご協力をいただきましたことに 深く感謝致します。


「FJTAの認定講師によるクラスやミロンガは摘発の対象外になった」
という事実は喜ばしいことではありますが、風営法そのものがなくなったわけ
ではなく、改正の動きや、
いまだ何やかんや騒がれしも まだ時間はかかるものと思われます。


思いとしては

この世界文化遺産にまで認定されたアルゼンチンタンゴという文化を
私達の手で守りたい。
私達の手で正しく継承してゆきたい。
次世代が安心してミロンガで楽しく踊れる 土台をつくっておきたい。

きっかけとしては風営法の騒ぎがあったからであるものの、
タンゴカルチャーを継承してゆくために
今までバラバラだったタンゴ業界が団結し始めた、というのは
素晴らしい第一歩だと思います。


ここまで約2年かけて 時間をみては集まって 話し合い、
何度も何度も警察庁へ足を運び、
最後には徹夜つづきで資料をつくり、
そのように時間を費やして下さった先生方には本当に頭が下がります。

私もNAPTAから移行後も、毎週の定例会議に加え、
出来る限りのことはさせて頂きましたが、

いや、本当に 大変だったと思います。


しかし、タイミングとしては、まさしく今しかないな という
ちょうど良い時期だったのだと思います。

中心になって動いた先生達、たまたま ほとんど同年代なんですよね。
私も含めて。
みんな40代 ちょいちょい 。まだ ギリ走れる年代 ってゆーかね。
徹夜もギリ まあ出来るぜ とかね。
朝会議して、昼レッスン行って、夜ミロンガやって、夜中また集まって・・
あー 疲れる、 疲れるけど どーにかこーにか 頑張れる。

この先生達、もちろん 全員無償です。1円も報酬は受け取っていません。


そんな人達が 集まってたので、
このスピードで だだだー っとまとめることが出来たのだろうな、と。

ほんとスピード感ありました。

みんなだいたいキャリアも同じくらいか、
ここ10数年どっぷりタンゴに浸かってきた人達で
ここ10数年タンゴ業界がみるみる内に成長してゆくど真ん中にいた人達。

その間に それぞれ 結婚したり、子供できたり、スタジオ持ったり、
そうして この10数年、いかに「タンゴ教師」というのが社会的信用に
足らないものなのか も 痛感して生きてきた人達。

資格もいらないんでしょ?
誰でもなれるんでしょ?

そう言われ続けてきた タンゴ教師。

実際、ほんの数ヶ月アルゼンチン行って帰ってきたら
いつのまにか先生になってる とか 土日だけ先生やってる とかいう人も
じゃんじゃん出てきた この数年。
「責任」の重さが こんなにバラバラでいいのか・・・という疑問も
ずっと胸に抱えて横目で見続けてきました。


どーかしたら 風営法許可をとってスタジオ経営せねばならず
その場合 銀行からお金だって貸してもらえない。

それがタンゴ教師。

それらを痛感してきた私達ですから、これからタンゴ教師になる方が
ちゃんと試験を受けて、合格証書もらって、
大きな声で 「タンゴ教師の資格を持ってます」と言えるようなものが
今後出来るのであれば、
この仕事の社会的信用度も上がってゆきますし、
本当に良いことだなー、と思います。


先週、木曜日には すでに全国で活動されてるタンゴ教師、あるいは
ミロンガ主催者などが一同に集まり、第一回目の講習会が行われました。

その話はまた明日。



明日も朝から会議に行ってきます。

ゼロから形になってゆく という今がとっても楽しいですけど ねー。






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