2008年10月29日水曜日

ブエノス・アイレスのお話 2008~その3~

久し振りにブエノスへ行って 一番驚いたのが物価の高騰。

現地のお友達から聞いてはいたけれど 本当にどれもこれも「高いな~」と感じた。

もちろん それでも日本に比べれば安いものの方がずっと多いけれど
現地の人の平均給与とか、生活レベルで考えると
とてもとてもやっていけるよーなもんじゃーないだろうと思う。


私達がブエノスへ到着した日は日曜日だったので
サンテルモという古い街へ行って 少し「蚤の市」を見て歩いてから
ここで食事をした。

こんな石畳の街。 アンティークのお店の宝庫。



やたら車が並んでるね。。。




この街の古いレストランで食べた肉。

アルゼンチンでは「アサード」と呼ぶ焼肉。



真っ黒いソーセージは牛の血を詰めたもの。
私は少し苦手・・・・・。

こんな鉄板が二つと、ワインと、ビール、サラダ、あと何だっけ?
そんな感じで ひとり $53-(ペソ)くらいだっけ? 
だいたい¥2,000-弱くらい。

安いじゃん って?

そだね。 この店は比較的 安かった。
で、この店で食べたのが初日だったから そんなもんかと思ったら
やっぱり ぜーんぜんそんなことなくて 他はどこも高かった。

マクドナルドなんて日本のほうが安いくらいだよ。

お洋服とかも高くなってたし。。。





これは八百屋さん。
すっごく色がきれいだよね。





1人分に野菜を切って ラップに包んで 売ったりなんかしてんのは日本だけなのかもね。
知らないけど。

ブエノスのスーパーではぜんぜん そんなの見かけないなー。
わっしょーい とデカイ野菜がドーンと売ってるよ。



私はブエノスがすごーく大好きだし、行くと元気になれる。
基本的にこの国はエネルギーがとても高いように思う。

人の発するエネルギーが高くて、強い「気」があるように思える。
だから好き。

超汚いし、すっごく空気は悪いけど、それでも好きだなあー、と思える。

あ、そういえば こんなに汚いのに臭くはないんだよなー。。。。なんでやろ?(。・ー・。?)



それにしても、今回は あんましその「強いエネルギー」を感じることが出来なかった。
やっぱり インフレとか安定しない経済からなんじゃーないかなあ~。
ああ、経済が安定してないのはこの国ではいつものことだけど
外国の影響を強く受けてダメージがあるのとでは・・・何か違うのかもしれないなあ~・・・。



それでも
セントロのフロリダ通りでは、相変わらず観光客のチップで小遣い稼ぎをする ダンサーが
元気に踊っているけれど。



フロリダ通りのお店は本当にコロコロとよく変わるけれど
今回はやたらと電気屋さんが増えていると感じた。


私達がブエノスへ行くとき、最も大事なお買い物。
タンゴシューズとタンゴのCD。

これらも やっぱり値上がりしてた。


タンゴのCDは 毎回必ず同じお店で買ってて とっても小さなお店なんだけど
もう顔見知った店員の兄ちゃんが 何枚でも自由にCDを聞かせてくれるし
欲しいのの曲名とかを言えば すぐに出してくれていた。

が、残念なことに このお店もなくなっていた。

この店の近くに 「Musimundo」(ムシムンド)という大きなCD屋さんができたからだと思う。
HMVみたいなお店。

Mundo(ムンド)は「世界」って意味で、Musica(ムシカ)=音楽とあわせた造語だね。


あー、あの店員の兄ちゃんにはもう会えないんだな~。
いつだったか 半年ぶりくらいに行ったときで 「えー?また来たのー?日本からでしょー?」って
覚えててくれたときは嬉しかったのになあ~。


仕方なく ムシムンドをフラフラ見てて こんなん見つけた。





や 安岡力也??!!

ホタテマン in ブエノスアイレスー!!??

って ひとりで盛り上がって 店員に気付かれないよーに 隠し撮りして
さっさと広い店内を後にした。



ほな また明日♪

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