2017年3月28日火曜日

ONLY 3 STEPS

男性向けのワークショップとして
先日やった オンリー 3 ステップス。

ミロンガでのピスタの進み方としての考え方やその動き方を
幾つか提案をだしました。

タンゴを始めて数年のうちは
とにかくステップをいくつも数珠つなぎにするだけになりがちで

それが ノンストップ な せわしないタンゴをつくってしまう結果になります。


ノンストップでせわしない というのが
私がほとんどの生徒さんの踊りから感じている感想で、
それがどうしても 解消できない 高いカベとなっています。

私の教師人生の中で ひょっとしてこのまま克服出来なかったら
どうしよう・・と 悩んでる課題です。


本来 タンゴの大きな効能のひとつに

  せっかち を抑える というのがあると思っています。

これは 比較的 女性の方が その効能を感じ取ってゆける傾向にあります。


男性のリードを待つ・受け取る というスタンスからお稽古が始まるからですよね。

  ※ ただし この「待つ」スタートなだけに いつまでたっても
    自分からミュージカリティを表現する ということに
    至ることが出来ない女性が多いのも事実です。


このワークショップでは オチョのリード基本事項確認に大きく時間を
費やしました。

僕が両足を開いて動きを止めてるとき 相手を動かす
僕の脚を揃えて閉じてるとき 相手を動かす

おおまかに言うと これを 練習しました。

キーワードは 一時停止 


とにかく動き続けず 一時停止 を利用しながら
周りとの距離をはかったり、安易に進まない という点を
練習したわけです。

実際、ミロンガでは なかなか前に進めない という状況は
非常に多いことなので。


この 一時停止。

なにも 混雑したミロンガの中で本気で空気読まずに
止まりましょう と 提案してるわけではないです(笑)

間違わないように。


また 次回このワークショップは続けたいと思います。


次回は このテクニックによって向きを変える という点を
もう少し詳しくやりたいなー と思っています。


いずれにしても・・・・

シンプルに美しく踊るには ベースとなるカミナータの質を
あげることが何よりも大事です。

内股
小指に重心が流れる
ぴょこぴょこ跳ねる癖がある
ひきずる

このような癖を治すのが先決です。
本来先に進めません。

それには レベルを落としたクラスに参加するか(レベル1 とか)
ひとりで その点を意識して練習・研究するか それしかないのですよね。

複雑なシークエンスの中では その癖にフォーカスすることが
難しいです。

4月は アブラッソ・カミナンド ワークショップがあります。

予約なしで オールレベル どなたもご参加頂けます。


ぜひ!!!





0 件のコメント:

コメントを投稿