2014年4月16日水曜日

センチョウ関節 その1

そして 1ヶ月待ちだった センチョウ関節のクリニック。

着いてまずは テレビのある待合室に通されまして
そこで15分くらい待ったかな・・・

壁には「予約時間はあくまで目安です。院長先生ではなく弟子による
診察に切り替えを希望される方は受付までお申し出ください」とあります。

つまり院長は忙しいんだから どんだけ待つか責任持てませんからね
っちゅーことですな。


他には「院長先生による診察は予約が大変混み合っております。
本日いらっしゃいました際には次回の予約もお取りになっておくことを
おすすめします」とあります。


なんだ なんだ。そんな大変なもんなのか?

待ってる間に何かと胸騒ぎをさせてくれるクリニックです。


マイクを通し 私の名が呼ばれました。いよいよです。
さー来い。センチョウ関節!!


気合いを入れて別室へ行きましたが、なーんだ・・
待合室パート2でした。
そこで更に10分待ちますが、ここは診察をしてるすぐそばですので
かなりリアルに  今まさにセンチョウ関節な人々の生の声が
聞こえてきます。

で、聞いていると なにやらやけに恩着せがましいというか
自信満々というか

「ほらね、あなたはセンチョウ関節が悪いんです、うちに来る人は
みーんな整形外科の医者にさじを投げられた人ばかりなんですよ。
レントゲンみても うーんとうなるばかりで、よくわからないと
言われたり、
もう手術しかない と言われたり
実際 手術したけど痛みが続いてたり そーいう人ばかりです。
ここに来る95%の人がこの治療で治ります!」


もうここまで聞いてて 不安が津波のように押し寄せてきます。
ってゆーか どん引きってこのことですな。

んなわけねーよ。とか
その自信がむかつく。とか
そんなツッコミを入れながら ひたすら待ちまして。


もう一度名前が呼ばれました。

さあ、本当にいよいよか と思いましたら 今度はお弟子さんからの
説明がある とのこと。

この日、初診なのは私の他に もう1人、 なんと仙台からお越しの
ご婦人がありまして、ご夫婦でおいででしたが
そーよのー
60歳くらいかのー?
その仙台夫婦と一緒に説明を受けて下さい と言われました。


お弟子さんから センチョウ関節というのがどこにある どんな働きの関節なのか
模型を見ながら詳しく説明がありました。
もう一日に何度も繰り返してる説明なのでしょうね。
それはもうロボットのように よどみなくスムーズにペラペラと
よくしゃべります。感情はほとんどなさそうです。

「では、ここから先、もう少しご説明を聞いて頂きますが
それはビデオでご覧下さい」と言って 小さなテレビのリモコンを
ぽちっとやって消えてゆきました。

画面にあらわれたのは たった今 ペラペラしゃべっていたお弟子さん。
まったく同じロボットのような無表情でテレビの中でも続きをしゃべります。

なんだ お前かよ って コケたくもなりますって。


余談ですが、うちもね、入門コースというのを
何年も何年も毎月毎月やってるんです。
毎月毎月 ほとんど同じことをしゃべってますよ。わたくし。

つまり ここで例えるなら
入門コースの初回で まずは まやちゃんが出てきて
「みなさん こんにちは」って さわりをちょっとしゃべってから
「では、ここでもう少しタンゴのお話です」って ポチッとテレビの
スイッチ入れて消えてゆくよーなもんでしょ??
先生の登場はまだよ みたいな。

   ふふん


テレビでの解説が終わると またお弟子さんが登場しまして
95%の方がこの治療で治りますが、稀に5%の方は治らない場合もあります。
それは腫瘍が出来ているなど内蔵疾患の問題などの場合です。
それでも治療は最低半年ほど続け 「ああ あなたはセンチョウ関節の問題では
ありませんでしたね。もう来なくていいですよ」ということに
なるかもしれません。
それでもいい場合 同意書のサインをこちらへお願いします  ってなわけで
サインをしました。

さあ、もう逃げるわけにはいきません。


ではまず仙台の方からどうぞ。

仙台のご夫婦は不安そうな表情で院長先生の待つ
隣のブースへ消えてゆきました・・・・・・




つづきはまた明日( ̄▽ ̄)ノ








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