2017年12月31日日曜日

今年の終わりに思うこと -2017-

唐突に「今年の終わり」とは関係ないことから入るのですけど、

つい先日
私は家ではラジオをよく聞いているのですけど、

「リスナーからの質問にお答えします。
 私は今年から付き合い始めた彼と 初めてのクリスマスイブを過ごします。
 初めてのクリスマスデートなので緊張します。
 何を着ていったらいいと思いますか?」

と流れて参りました。

DJは 歌手&タレントさん的な まあまあ若いだろうけど そうでもない?くらいの
男性さんでして、ちょっとおバカキャラ的な ですね、

そのDJが答えたのですがね、 少し投げやりな感じで

「あー、いいですね、初クリスマスデートね、
 ああ、あのー いーんじゃないですか?

 そんなにねえ? なんか アレですよね、
 白いコート着てればいいんじゃないですかね?

 大きめなマフラーつけて、
 まあ、その ねえ? そんなにねえ? いーんですよ 別に

 大きめのセーターとかで、袖長くてね、
 指先2センチくらいしか出てねーじゃん みたいな

 いーんですよ そんなの 別に 大丈夫ですよ
 長めのマフラーだったら 二人で巻いたりね」




よくもまあ 公衆の面前で そんな思いっきり自分の趣味さらけ出したもんだな と
感心しましたよね。

白いコートと
ダボダボセーターと
二人で巻けるほどのマフラー という3点アイテムを

まー いーんですよ のノリで揃えられる大人な女性はなかなか
いないんじゃないかと思いましてね。





こんなチッチとサリーみたいの とんと見かけませんよね。


           ↑まあ これで歳バレますよね。だいたいね。





でも素敵なパレハ というのはいいですね。
クンパルでも素敵なパレハがご結婚されたり という嬉しいニュースも
あったので、
そーいうのは 周りを幸せな気持ちにしてくれますね。

赤ちゃん産まれましたよ というクンパルパレハもいましたしね。

良いニュースがたくさんあったな、と思います。


そして、辛いお別れもやっぱりありまして
うん、アレは辛かったなあー。
やっぱりね たくさん一緒に踊った方とのお別れはね、

あの、タンゴの何かステップでね、その人のことを思い出すんですよね。

この動きをするたびに その人を思い出す ってね。

ありがとう、

ただ それだけですよね。



良いことも 良くないことも 
良さそうで良くないことも
良くなさそうで良いことも

無駄なことなど1つもなく  ありがとう  ただそれだけ  ですな。



今年の5月頃、自分が踊ってるビデオを見まして

ほんの些細な小さなことだけど なんかちょっと嫌だな と思う
自分の動きの癖に気づきました。

なぜ そうなってしまうのか
どうして嫌なのか
どうしたいのか を しっかり考えまして

ともかく 直せるかどうかやってみよう と思いました。

それで、以降は その件に関して 「意識的」に過ごすようにしてみました。

過ごすように とは つまり踊るときだけでなく
日頃の生活でも という意味なんですけどね

非常にそこは間接的なことに 広く派生してゆきます。

でも踊る時の小さな癖というのは 踊るとき突然それが生まれてるわけではないんですね。

だから、日頃から 注意深くあらねば ならないわけです。


「癖というのは それが癖だと気づいた瞬間から癖ではなくなる。
 癖というのは無意識にやってしまうことを癖というので
 気づいているなら それをすることを自分が選択しているのだ。」

というのを聞いたことがあります。


私は自分でビデオを見て気づいたわけですから
もう 「だって癖なんだもん」 という言い訳は出来ないわけです。

この癖を直したいのであれば それに対してフォーカスし、
それをしない自分を選択する必要があります。

そして、この年末 自分が踊ってるビデオを見ました。
どうやら だいぶ克服したように思います。
大変満足しました。

ああ、良かったな、がんばったな私。やれば出来るじゃん って感じで。
ちょっと自分を褒めてあげるのは いいことだな と思いました。

それで、そんな自分のこともあって 先日、今年最後のクラスでは
生徒さんにそのお話を少ししました。

意識的でありましょう という話です。
自分を研究しましょう。
先生に注意をされるポイントはきっとみんなあります。

足のちょっとした踏み方。
ゆれる。
まがる。
ひきずる。

何かあるんです。

でもそれです。 きっとそれです。

それ直せたら 本当にすごいんです。上達 きっとジャンプアップします。

だから、本気で意識してほしいんです。本人に。

私にはどーしてあげることも出来ませんからね。


今年の いつでしたか?  「意識と無意識」という新聞記事について
このBlogに書いたことがありました。

あれ と同じことを繰り返すようなんですけどね。これって。




私 よく「ひとりでの練習が大事」という話をします。

あれもね、同じことなんですよ。


ひとりで練習っていうのは 例えばレディーステクニカやらメンズテクニカやら
そーいうのに出なさいって言ってるんじゃないんです。

むしろ そーやって「場を誰かに用意してもらわなきゃ やらない」という所から
卒業出来るかどうか ですよね。

誰かと組んで練習してる時、自分の小さな癖を意識しながら
複雑なシークエンスなんて出来ませんよ。

だから ちょっと一人の時間の時、そのことについて考えて、感じて、
フォーカスしておくことをね、しなきゃ ほんと進みませんよね。

自分ひとりで そんなことに意識を向けてる時、無意識のうちに
そこには誰かがいるんですよ。タンゴの場合。

誰かと組んでる 自分を想定して考えてる。
誰かを感じてる。

その経験を持ってる人って、実際に組んだとき、相手に優しい踊りを
するんじゃないかな、って思うんです。

逆説的だけど、誰かと組んでる状態でしか つまりグループレッスンに出る時だけ
とか 教室に来た時だけ で積み上げてる人は 相手に優しい踊りに
あんましならないかな ってね。 思っちゃうわけです。


意識的である

タンゴに限らず  今年の後半から特に このことにフォーカスし始めました。

ただなんとなく食べる とか
ただ何となく時間を過ごす ということをしないように心がけてみました。

意識的に過ごす という練習が 今年はずいぶん身についたと感じて満足してます。

うん。すごく嬉しいです。

そうすることで、行きたいところへちゃんと行くようになりました。

ただ何となく 行きたいな で終わらせず、
ではいつ行けるだろうか? と考えて 時間をつくって手帳に書き込んで
実行にうつす。

やりたいことを ちゃんとやる。本当にやる。

嬉しいです。



今年のレッスンの中で、「許しましょう 許可を出しましょう」ということも
たくさん言ってきました。

どういうことか と言うと、

例えば ベタなところでは、速度の問題があります。

男性がリードとして女性に情報を出し、
それを受け取るまでには 時差が生じます。

動きが複雑になってくると、男性には足の動き(ステップ)がないのに
エネルギーだけで 情報を出してくるので、その時差はますます大きなものに
なる場合があります。

しかし、女性はその時差がどれくらいのものなのか、なかなか
体で覚えられるまでが大変なのです。

先生に 「早いよ」 と注意をされない女性はなかなかいません。

「この速度でないと追いつかない」
「このくらいの速さが適切だろう」 と 勝手に思い込んでるんです。

リードとして受け取った情報に対し、まー 打てば響く速さで答えてしまったりするわけです。


外から見た、先生のお手本のイメージと
実際に自分の体で動いた時にズレが生じてることを理解できずに
苦しむのですよね。

イメージでは 「この速度だ」と誤った判断をしてるから ですよね。


そうすると、人というのは なかなか頑固なもので

自分が この速さが適切だ と思ってるものだから 修正しようとは
思えないんです。
本来の速度にコントロール出来ないんですね。思い込んでるから。


なので「いいえ、時差があっていいのだ」「もう少し遅くていいのだ」と
自分の中に許す宣言をしてちょうだい
許可を出してあげてちょうだい と お願いしたわけです。


この時差問題は 女性に限らず 男性もまったく同じです。

外周をまわってくる女性の速度のイメージにズレをつくってる
男性も本当に多いです。
そんなにアッという間に、反対側へいけるわけないじゃん ってーのがね
イメージできないわけです。

男性もほんとね これですね。



タンゴの動きでうまくいかない原因のほとんどは
勘違いや思い込み なんだな というのが長年やって 生徒さんたちから
いろんな話聞いたり、動きを見てて思う 私の感想なんですよね。 ほんと。



今年は みんなの姿勢もずいぶん注意深く観察をしました。

いつも日頃の歩き方などから見てるつもりですけど
ちょっとした座ってる時の首の傾け方とか

よく見ていると やっぱり踊ってる時、注意する点とかぶるんですよね。


姿勢で 発揮できる筋力も変わってきますしね。



昼ミロは今年もお陰様で常連さんが毎回楽しみに来てくださって
ありがたく
嬉しく思います。

年齢のいった方も多い昼ミロですが、みなさん元気です。
踊るって やっぱりすごいな って思います。

そして、若さって姿勢なんだな というのが昼ミロから見てて得た結論。

そりゃね、
私もね アンチエイジングなんちゃらとか 興味あります。

食べ物気をつけたりも 今年もずいぶんしました。


でもね、若々しさって姿勢ですね。 うん。もうほんとそう。

これは、ひょっとして意識する ってことで
どーにかいい線いけるんじゃないかとね、 思うわけです。


がんばります。


今年も「先生はもうブログ書くのやめちゃったっぽいですね」とチクリと
言われたり(笑)
「書くの 大変ですもんね」と 労われたり(笑)
「書いてる時間がないほど忙しいなんていいことじゃないですか」と
慰められたり(笑)

サボりがちなこのブログの件に触れられる場面も多くありました。


毎年「今年こそ」を言ってるバカモノですみません。

来年こそ ちゃんと書くぞ!!    










(;´Д`)
 
意識して 書く時間つくればいーじゃん   ← マインドBの声






今年ももうすぐ終わります。

年が明けたら10周年です。

日々日々 タンゴを踊りに来てくださる皆さんのお陰です。



2018年も引き続きどうぞよろしくお願いいたします。












2017年10月28日土曜日

ミラクルサリダ

また台風が来るのですかねえ?

おかしな天気ですね。

でも、雨が多いと 晴れの日は本当にありがたく嬉しいですね。


ところで、サリダ。

サリダって 本当にすごい。


があって があって 揃える があって があって

があって 後ろがあって 

通過する足もあれば
踏み替える足もある

ディソシエーションがあって
アペルトゥーラがあって

女性にはクロスもある


サリダってすごいなあ〜〜。


サリダをしっかり練習するって 本当に大事だよね。

サリダの練習がすなわちタンゴの練習なのですよ。

幾通りものサリダを表現すること、
幾通りものサリダテクニックを研究すること ですね。


ずっと以前、何人かの タンゴの先生達で集まって
「サリダの話」をしたことがあったんですけどね。

それぞれのこだわりがあるわけですよ。
サリダに関しちゃ、「俺のサリダはこーだ」とか
「いや、俺のサリダのここがすごい」とかね。

もう、話がぜんぜん尽きないってゆーか、決着なんかつかないんですよね。

そこが面白いんです。

だからいーんですよね。


まさに、ミラクルサリダ ですね。


またね。





2017年9月4日月曜日

テレビの撮影

先日は珍しくテレビの撮影がありました。

クンパルはほとんどの場合、テレビのお話はお断りすることに
しています。
ほとんどの場合、意図しないことが表現されてしまう経験を
たくさんしてきたのでイヤになってしまったのです。

でも、今回は後に書く幾つかの理由から撮影に協力させて頂きました。

   なんだか生意気ですね。
   すみません。       ふふん。



インタビューにお答えした中で
「大人なダンスですね」「はい、大人なダンスですね」 という部分



私としては この教室では、みんなが必ず同じ基礎クラスの道を同じ数だけ
平等に通らなければならないこと、誰一人 階段をひとつ飛ばしにしたり
飛び級しないことで、競争心がなくなり、互いを尊敬し合うようになること、

競争がなければ 自分の意思と自分のペースで先を急がず
コツコツ練習することが可能であること

それらをコントロール出来るところが  「大人なダンス」と
言えると思っています。

個人的なわがままや(私は◯曜日しかだめなので 飛ばしてレベル3を
受けてもいいですか  とか)

個人的な好みで あいつとは踊りたくない  とか
 (どうしても嫌いならそれも本人の責任において良いけれども)

仲良しの◯◯ちゃんが 行くなら私も  とか


そーいうのは 大人のダンス場において徐々に居場所がなくなるはずなのです。



他のインタビューでは
「男性が女性を誘うものなんですか?」と問われ

「はい。カベセオと言って、目を合わせることで お相手を誘います」と
答えました。



今まで私が経験したテレビでの表現における嫌なことというのは
タンゴを必要以上に
妖艶で 妖しい  色気のあるダンスに仕立て上げられてしまう という傾向に
あることです。



例えば、今回のだって

麻布のマンションの地下 一室で行われている男女のプライベートスペース

  とか

からみ合う熱い視線で誘い合う 大人の男女 

  とか

私が「大人のダンスです」と言い切ってるわけですから
そこだけ抜いたりですね、


そのような切り口にしようと思えばいくらでも出来るわけです。


映像としては 女性の足が男性の足に触れる瞬間だけを 切り取ったり ね。



まあ、うちの教室の女性は全員 体操着ですけど(笑)



とまあ、昔はあからさまに そんな風に仕立てられてしまうことも
あったわけですが


ぶらり旅系の番組だというから、そんなことないでしょうし、
本当に隅々までホームページをよく読んでご理解下さいましたし、
何度もメールを往復したり、たくさんお話を聞いて下さったし、

しかも  下見に来られた時


「先生と生徒さんですけど ほんとにみんなと友達みたいですよね、
仲間ってこういうことか と感じました」

と言って下さったことが 非常に嬉しかったです。



放送は10月だそうです。


ご協力下さった皆さんありがとうございました!




2017年8月30日水曜日

ありがとう!!

私が20歳代の頃にお世話になった T さんの訃報を聞いたのは
先週のことでした。

91歳だったそうで、
前回お会いしたのは・・・いつ頃だったかなあ・・
1年半前・・くらいにどっかでバッタリ会ったなあ。
もちろんミロンガで会ったのですけどね。

ものすごくものすごくタンゴがお好きな方で、ずっと週に4回ほどは
踊ってたと言うのですから驚きます。

そして、やはりミロンガで踊っていて 意識を失われ
翌朝に亡くなられたとのことで。

不謹慎かもしれませんが、最後まで大好きなタンゴを踊っていられて
良かったなあ、Tさんらしい最期だったのだなあ と
しみじみしております。


少し外国の方のような端正なお顔立ちで
背が高くて 素敵でした。汗をかいて本当にたくさん踊ってました。

その人と踊る
1曲1曲を大切にするべきだなあ と
あらためてそう思います。


最近、以前一緒によく踊った 今は亡き人達のことを
頻繁に思い出します。


Tさん どうもありがとう。
若く生意気なばかりだった私に 優しくしてくださって
どうもありがとう。
また一緒に踊りましょうね!
どうもありがとう!