2010年9月7日火曜日

休日にはやっぱしマイコォ

もう何度も見てる ブカレストDVD


何度見ても号泣。 ほんま ええわー・゚・(ノД`;)・゚・








世界350万人を動員したと言われる デンジャラス・ツアー。
公式で出されてるDVDの中でも唯一のライブ映像である。


唯一 ということからも、マイコォの出すものには
何かしら「深い意味」が込められている。 だからこそマイコォなんだけど。


今日は ただ「きゃーー」といつものように狂ったように見るのではなく
もう少し落ち着いて、マイコォが伝えたかった意味と、その当時の社会的背景も含めた
視線で見るように努めてみた。
 (↑結局 きゃーー って絶叫してたけど・・・ヾ(;´▽`A``




このライブは1992年、マイコォが34歳 絶好調の頃。
歌・ダンス・構成・動員数・売り上げ記録など史上最高といわれてる。


92年といえば、マイコォが「ヒール・ザ・ワールド基金」という
世界の子供達のためのサポート団体を設立した年でもある。




ブカレストはルーマニアの首都。


92年のルーマニアといえば、折りしも その3年前にチャウシェスク独裁政権が
終わり、国民が自由を手にして歩き出した頃。


このライブ映像には、群集の一人一人の表情を映し出す時間が
非常に多くとられていることが、特徴的だ。


号泣する者。
茫然自失の者。
失神して運び出されるもの。


それらの観客席の様子がかなりハッキリ見てとれる。


当然、マイコォのワールドツアーともなれば、客席はどの国でも
同じように絶叫し、号泣する人で溢れていたのだろうとは思うけど、


それでも  マイコォは、このブカレストでの
客席の反応は他の国とは違う ということをハッキリ見せたがっている と思う。


これまで自由を手にしたことなく生きてきたルーマニアの若者達にとって
自由の国の象徴であるアメリカ。
そのアメリカのビッグスター、マイケル・ジャクソンが やってくる というのは
どーいった心境だったのだろう。。


私達が想像する以上に、夢のような大きな事件だったに違いない。




ルーマニアは89年に、チャウセスクの独裁政権は崩壊していたけれど、
その後も、政府内では権力闘争が続いていて、
「結局あの革命ってなんだったんだ・・・」という失望感が漂っていた頃で
あるらしい。


特に若い世代は、一体 自分の国がこれからどーなってゆくのか・・・
自分の人生に対する不安をいっぱいに抱えていたのではないだろうか。




そんな彼らにとっての、マイケル・ジャクソンの夢のようなライブ。


そして ヒール・ザ・ワールドの歌詞を一緒になって 泣きながら口ずさむ。。


 「 君達の心の中に或る場所がある
   僕はそれが「愛」だと知っている
   そしてこの場所は明日の事よりももっと明確なもの
   君達が本当にトライすれば そこでは泣く必要はないと分るだろう
   この場所には苦痛も悲しみもないと感じるだろう  」

このライブ ラストの「マン・イン・ザ・ミラー」では、両隣の人達と
客席の人々が 腕を高くあげ、手をつなぎあって一緒に歌っている。

 「 世界を より善く したいのなら
   我が身を ふり返り
   自分自身から変えて いくのさ  」

7万人の群集が手に手をとって、泣きながら大合唱している姿は圧巻である。


ルーマニアといえば、世界でも有数の(・・・という言い方も変だろうけど・・)
ストリートチルドレンを多く抱える国だといわれている。
その数は、数千人とも1万人ともいわれている。

以前、アルゼンチンのストリートチルドレンのことを調べていて、アルゼンチンのそれとは
また異なる悲惨さ、 数の多さに驚いたことを思い出した。

ルーマニアで、そのようなストリートチルドレンを大量に生み出してしまった原因は
まさしく チャウシェスクの弾圧政策によるもので、単に国民を増やす目的で避妊や
堕胎を禁止した結果であった。


このデンジャラス・ツアーの収益のほとんどは、このヒール・ザ・ワールド基金に
寄付されており、
孤児院などの不備も目立っていたルーマニアでのライブの実現と、ヒール・ザ・ワールド
事業をすすめるのに、うってつけな場所だったのだろう。
そして、このブカレスト・ライブを全世界に放映することで、世間にブカレストの悲惨な状況を
伝えたい という思いも込められていた。

ちなみに、このブカレスト・ライブ。
通常のチケット代金の半額で売られたらしいが、それでもルーマニアでは1ヶ月の平均給料の
3分の1に相当したという。


残念なことに、ルーマニアは、現在もまだ、厳しい貧困の問題を抱えたままだ。
「下水道家族」 という今年1月の記事。

このマンホールの中で暮らす人々の中にも、18年前に
デンジャラス・ライブを見に行き、涙を流して マン・イン・ザ・ミラーを歌った人が
いるのかもしれない。。。。


ルーマニアの人々にとって、マイコォの死は私なんかのショックとは
まったく別な次元のものだったのだろうな・・・


ブカレストに平穏な夜が訪れますように・・・・


このBlogを読んで、これまでマイケル・ジャクソンをあまり知らずにいた人が
興味をもつようになってくれることが、すごく嬉しい。

でも、マイケル・ジャクソンの紹介 というより
彼が世界の人々に伝えたかったこと を間接的に伝えられることに
更なる喜びを感じる。

「知る」ことは 何かが変わる 小さな一歩だと思うから。。



2 件のコメント:

  1. マイコォってなに?マイケル・ジャクソンのこと?
    なぜマイケル・ジャクソンがマイコォなの?
    すみません・・・。無知で。ググったのだけど
    よくわかりませんでした。

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  2. マイケル.ジャクソンのことです…
    なぜ と言われても困ってしまいますが(^_^;)
    親しみをこめて… です。

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